【M&A相談所】M&Aの株式価値評価と自社株式の相続税評価の違いは?
同族会社で30 年以上、食品卸業を営んできた福岡県のK・Nさんからの相談事例を通して、M&Aの株式価値評価と自社株式の相続税評価の違いを考える。
M&A Online
| 2021/9/27更新
2016.08.01
48 歳の経営者です。それなりに会社も大きくし、地方ではありますが、同業の中では中堅クラス、エリア内でも上位の規模になりました。しかし、自分の年齢と才覚を鑑みますと、もうこれ以上の事業拡大は困難であり、今後はできれば大会社の資本傘下で事業を展開、成長させていきたいと考えております。
ただ一つ懸念しているのが、譲渡後の自分の処遇です...
同族会社で30 年以上、食品卸業を営んできた福岡県のK・Nさんからの相談事例を通して、M&Aの株式価値評価と自社株式の相続税評価の違いを考える。
大株主が認知症になると、会社にふさわしくない者が株主として経営に口を出してくる可能性があります。いざというときに、大切な財産や会社経営を守れるよう、事前の準備が大切です。
事業承継や相続の準備は早いにこしたことはありません。60代と言えば、いわばピークですが、見方を変えればその後は下るだけとも言えます。
買収が成立したということは、その大手企業があなたの会社の収益性に魅力を感じたからです。