そこで米国で住宅販売事業に参入するため、米国西部を中心に住宅販売事業を手がけ、これまでに累計で4万戸以上の住宅販売実績のあるウッドサイド・ホームズを2017年2月に買収した。積水ハウスとウッドサイド・ホームズの両社は幅広い商品を持ち、環境に配慮した住宅の販売も行っており、こうした経験とノウハウを活かして、米国事業を拡大していく計画だ。
ウッドサイドホームズの買収当時の売上高は682億円、営業利益は53億円...
タカラトミーが成長軌道に復帰しつつある。米国事業での構造改革費用がかさみ、過去5年で3度の最終赤字に陥ったが、2018年3月期は2年連続で最終黒字を見込む。タカラトミーが合併で発足して早12年、長いトンネルを抜け、攻めの経営へ視界が開けてきた。
アスラポート・ダイニングは2018年8月に、ジャパン・フード&リカー・アライアンスを完全子会社化する。両社の売上高はほぼ同規模なため今年度の売上予想を単純に足すと単独の2倍近い740億円になる。一気に売上高1000億円の大台が視野に入ってきた。
経営危機のどん底からよみがえった「メガネスーパー」。2017年に持株会社制へ移行し、「ビジョナリーホールディングス」として新たな歴史を刻み始めている。投資ファンドによる再建を果たした同社は、M&Aで新分野を開拓し、次なる飛躍を果たそうとしている