4-4 ROICツリー展開の完成、責任部署とKPI設定

こうして完成したのが上図のROICツリーです。

ツリーの左端にはROICがありますが、これは全社ROEに密接につながっています

一方ツリーの右端には細かく分解された部門のPLとBS構成要素に対するROIC改善貢献度を示す指標(KPI:重要業績評価指標)が並びました。このKPIの一つ一つが部門のROIC改善に何らかの形で貢献する指標となります。

そのKPIの右側には、KPIの責任所在部署の一例が書き込まれています。

その先は各部署のリーダーが部署のKPIを従業員一人一人のKPIに落とし込むことになります。

このようにして部門の従業員全員が部門のROIC改善に取り組み、それが全社ROE向上につながるというツール(仕組み)ができました。

文:クロス・ボーダー・ブリッジ株式会社 代表取締役 藤原裕

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