企業の経営状況を表す指標は数多くあります。その指標の基となるデータは、企業の一定期間の売上と利益を表す損益計算書(PL:Profit&Loss Statement)と、その期間の最終日時点での所有する資産とそれに対応する負債・資本を表す貸借対照表(BS:BalanceSheet Statement)の二つの財務諸表です。この2つのデータから様々な経営指標が産み出されてきました...
ここ数年、日本企業に押し寄せる「資本効率の波」について、考察しています。なぜ再びROEが注目されているのか、ROEはどんな意味があるのか、低いROEで社長の選任議案が否決されないように、今一度、ROE向上について考察します。
本連載は「資本効率革命の波」にどう立ち向かうべきなのか、企業に融資する銀行マン、企業の経営企画・財務・IR部門の責任者そして海外機関投資家のコンサルタントという三方の立場から日本企業の経営を観てきた筆者が思いつくままにまとめてみたものです。ご参考になれば幸いです。
日本企業が世界に通用するためにはもっとROEを上げる(高める)必要があるだろう。クロス・ボーダー・ブリッジの藤原氏はROE5%未満の会社には市場参加者から社長の退陣通告、会社の退場勧告が出されてきていることを現実問題としてとらえる必要があると警鐘を鳴らす。