【資本効率革命の波 閑話休題(2)】株主資本コストは誰がどう決める?
「ROEで社長を辞めますか」今回はROEからいったん離れて「株主資本コスト」について考えてみましょう。さて、株主資本コストは誰が決めているのでしょうか。

多くの企業は中期経営計画として売上と利益の目標値を公表されています。
しかし売上げは外部環境に大きく左右されます。国内景気、欧米の経済動向、新興国の成長率そして為替レートなど、自分たちでコントロールできない外的要因により想定した売上計画は、あっという間に手の届かないところに行ってしまいます。
3年の中期計画を発表した直後に外部環境が変わり、残りの期間ずっとレームダック状態に陥った企業を数多くみてきました。
マクロ経済や市場そして為替など外部環境は経営の努力ではどうにもなりません...
「ROEで社長を辞めますか」今回はROEからいったん離れて「株主資本コスト」について考えてみましょう。さて、株主資本コストは誰が決めているのでしょうか。
「ROEで社長を辞めますか」-連載第7回のテーマは「目標とすべきROE基準とは」です。伊藤レポートを一部抜粋しながら考察します。
「ROEで社長を辞めますか」-連載第6回は、ROEが8%を下回ると株価が解散価値レベルに落ちるというお話です。ほんとうに「株主の過大な要求に過ぎない」のでしょうか。
「ROEで社長を辞めますか」-連載第5回は、ROEの計算式が意味するところについて解説します。分子も分母も100%株主に帰属する点に注目してください。
今回はROEの向上について論じる前に、株主資本と自己資本について考えてみたいと思います。
ROEは業種やビジネスモデルの違いが言い訳に出来ない業績指標であるといえます。前回に引き続き、なぜROEに注目が集まるのかについて考察してみたいと思います。
連載第2回は、数多くある経営指標のなかで、なぜROEに注目が集まるかについて考えてみたいと思います。