【資本効率革命の波 閑話休題(1)】株主資本、自己資本と純資産
今回はROEの向上について論じる前に、株主資本と自己資本について考えてみたいと思います。

株主資本当期純利益率ROEはReturn On Equityの略で、株主資本(Equity)に対する利益(Return)の割合で以下の計算式で表されます。

ここで注目していただきたいのはこの数式の分子も分母も100%株主に帰属する項目であるという点です。つまりROEの意味するのは株主の出資分に対して、企業は毎年いくらの還元(リターン)をするのかという、株式会社の基本の指標なのです。
まず分子の当期純利益は営業利益やあるいは税前利益などいろいろある利益の中で最終的に株主に帰属する利益(あるいは損失)です...
今回はROEの向上について論じる前に、株主資本と自己資本について考えてみたいと思います。
ROEは業種やビジネスモデルの違いが言い訳に出来ない業績指標であるといえます。前回に引き続き、なぜROEに注目が集まるのかについて考察してみたいと思います。
連載第2回は、数多くある経営指標のなかで、なぜROEに注目が集まるかについて考えてみたいと思います。