前回で「ROE改善のためには全社挙げて、利益の拡大と株主資本の圧縮が必要だ」と申しましたが、事業部門にとっては分子の利益拡大は理解できるが、分母の株主資本圧縮は自分たちの貢献できることではないという認識...
今回から第三章「それともROEで会社を変えますか?(その2:有利子負債を持つ普通の会社の場合)」の連載がスタートします。有利子負債を持つ企業のROE改善はどのようにしたらよいでしょうか。
「ROEで社長を辞めますか」-連載第7回のテーマは「目標とすべきROE基準とは」です。伊藤レポートを一部抜粋しながら考察します。
日本企業が世界に通用するためにはもっとROEを上げる(高める)必要があるだろう。クロス・ボーダー・ブリッジの藤原氏はROE5%未満の会社には市場参加者から社長の退陣通告、会社の退場勧告が出されてきていることを現実問題としてとらえる必要があると警鐘を鳴らす。