【資本効率革命の波3-6】ROIC目標導入で部門に期待する具体的アクション
各事業がROICを高めるためには、「利益の拡大」と「投下資本の膨張抑制あるいは圧縮」が重要となります。
藤原 裕
| 2017/5/29
2017.05.29
ROIC目標は上の計算式のように目標とするROEが決まれば、投下資本一定のもとでは有利子負債と株主資本の割合で自動的に決まってきます...
各事業がROICを高めるためには、「利益の拡大」と「投下資本の膨張抑制あるいは圧縮」が重要となります。
今回は、有利子負債の効果をシミュレーションします。株主資本の一部を有利子負債に置き換えると、ROEもWACCも劇的に改善されます。
「ROEで社長を辞めますか」-連載第5回は、ROEの計算式が意味するところについて解説します。分子も分母も100%株主に帰属する点に注目してください。