【資本効率革命の波1-4】あらためてROEとは何か、その意味するところ
「ROEで社長を辞めますか」-連載第5回は、ROEの計算式が意味するところについて解説します。分子も分母も100%株主に帰属する点に注目してください。

「ROEなんて欲張りな株主の過大な要求に過ぎない。我が社にはもっと大事なものがある。それは世の中に役に立つ商品やサービスを提供し続けること、そして従業員の雇用を守ることである」ROEの低さを指摘された社長の典型的な反論です。
確かに株主は強欲です、また世の役に立つ企業でありたい、従業員の生活も守りたいという社長の思いも理解できます。
しかし株式市場に上場して、不特定多数の投資家を株主として企業の利害関係者の仲間に引き入れた以上、株主の要求は無視できないものになっているのです。ましてや株主は社長を含めた取締役再任議案の議決権を有しています...
「ROEで社長を辞めますか」-連載第5回は、ROEの計算式が意味するところについて解説します。分子も分母も100%株主に帰属する点に注目してください。
今回はROEの向上について論じる前に、株主資本と自己資本について考えてみたいと思います。
ROEは業種やビジネスモデルの違いが言い訳に出来ない業績指標であるといえます。前回に引き続き、なぜROEに注目が集まるのかについて考察してみたいと思います。
連載第2回は、数多くある経営指標のなかで、なぜROEに注目が集まるかについて考えてみたいと思います。