ペッパーフードサービスの財務分析から課題の発見

気になることが1つあります。
企業力総合評価が2015年2016年と伸びなくなったことです。貴方は㈱ペッパーフードサービスに何が起こっており、どうすればまた成長に転じる可能性があると考えますか。
営業効率の各下位指標を示します。 

2015年2016年の増収が物凄く、攻めの経営姿勢が良く分かります。2013年から販売費及び一般管理費率を下げて売上高営業利益率を改善させましたが、売上高総利益率は2014年(僅か)、2015年2016年と大きく悪化し営業効率を下げていることが分かります。 

売上高総利益率は企業力総合評価の先行指標であるという話は、最近よく取り上げているので、思い出されたことでしょう。

三光マーケティングフーズに学ぶ課題解決

今回の㈱ペッパーフードサービスのSPLENDID21のグラフを見たとき、にわかに頭をよぎった会社があります。2004年の株式会社三光マーケティングフーズです。(下 グラフ)

㈱ペッパーフードサービスは、2012年から4年間で、直営店を49店舗から135店舗へ2.76倍、FC店を229店舗から389店舗へと1.70倍に増加させています。増収は、既存店の店舗当たり売上増ではなく、出店によるところが大きいのであれば、管理体制のほころびが生じやすい時期ではないでしょうか。

先に紹介した2004年の㈱三光マーケティングフーズも、個室居酒屋の爆発的ヒットで店舗数が増大し、2004年は出店を抑えて管理体制の構築に注力し、踊り場を形成したのち、翌年再度成長に向かっていった経緯があります。(SPLENDID21NEWS第16号参照