M&A Online編集部が大量保有データベースで2021年2月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、フラッグシップアセットマネジメント(AM)がペッパーフードサービス株を4度売却(合計4.39%)し、保有割合を41.75%に引き下げた。
フラッグシップアセットマネジメントが、経営再建中のペッパーフードサービス株を4度株式を売却した先月に引き続き、今月も3度株式を売却(合計3.22%)し、保有割合を46.14%にまで引き下げた。
アドバンテッジパートナーズは、ダイエーやカネボウ、メガネスーパー、ユナイテッド・シネマズなどを買収してきた日本を代表する投資ファンドの一つです。2020年末には、コロナ禍が業績を直撃したスターフライヤーの第三者割当増資を引き受けました。
「新型コロナ」下、上場企業でも雇用情勢は厳しさを増すばかりだ。2020年に希望退職の募集を発表した企業は少なくとも93社(M&A Online編集部調べ)に上り、前年の2.6倍に急拡大した。募集人員は1万7000人を超える。
フラッグシップアセットマネジメントは2020年12月に、経営再建中のペッパーフードサービス株を4度売却(合計4.03%)し、保有割合を半数以下の49.36%にまで引き下げた。
伝染病が経済や社会構造を変革した歴史に残る2020年。あらゆる業種・業界が新たな生活様式に合わせる経営の大転換を迫られました。その中でも業績を大きく揺さぶられ、困難にさらされたのが外食業界です。2020年の外食M&Aから業界の未来が見えてきます。
新型コロナウイルス感染症拡大によって、2020年の外食・フードサービス業界は大打撃を受けた。4月の緊急事態宣言をはじめ、その後の第2波、第3波のたびに外出の自粛や営業時間の短縮などが求められたことから、赤字に転落する企業が続出した。
いきなりステーキのペッパーフードサービスの2020年12月期第3四半期の純損失額は33億400万円となりました。ペッパーランチの売却益73億2,000万円を計上しましたが、依然として2億5,000万円の債務超過と苦しい状況に追い込まれています。
「コロナ禍」を受け、外食産業で希望退職者を募る動きが広がっている。ロイヤルホールディングスが約200人を募る計画を発表。これにより、今年に入り希望退職者を募集する外食の上場企業は5社を数える。同様の例は昨年ゼロだったが、状況は様変わりだ。
新型コロナウイルスの感染拡大で飲食業界に激震が走りました。その一方で、火中の栗を拾うように外食企業のM&Aも盛んに行われています。売り手の多くはノンコアの外食事業の切り離し。買い手は外食を専門で手掛けていた企業や経営者です。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2020年9月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、ファミリーマート、大戸屋ホールディングス、島忠などのTOB(株式公開買付け)関連銘柄に動きが見られた。
新型コロナ危機が続く中、9月も上場企業による希望退職者募集の動きが加速した。東芝、ワタベウェディングなど6社を数える。今年1~9月に募集計画を発表した企業数は48社(延べ51社)に上り、昨年1年間を10社以上上回るハイペースだ。
「いきなり!ステーキ」などを展開する経営再建中のペッパーフードサービスは8月31日、連結子会社でペッパーランチ事業を手がける子会社(株)JPを投資ファンドに売却し、株式譲渡対価の85億円の支払いを受けたと発表した。
新型コロナの影響下、希望(早期)退職者の募集が増え続けている。8月中に計画を発表した上場企業は武田薬品工業、ワールド、河西工業など8社に上り、月別では5月と並ぶ今年最多。1月からの累計では42社(延べ45社)と前年(36社)を大きく上回る。
新型コロナの逆風下、上場外食企業の間で希望退職者の募集が広がっている。居酒屋「はなの舞」などのチムニー、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」のフレンドリー、「いきなり!ステーキ」のペッパーフードサービスの3社を数える。
ペッパーフードサービスは2020年12月期第2四半期で79億1100万円の純損失を計上しました。これにより、55億5900万円の債務超過に陥りました。アドバンテッジを引受先とする100億円の第三者割当増資を実施して立て直しを図ります。
7月のM&Aは前年同月比3件増の70件となり、3カ月連続で前年を上回った。7月として2011年以降の過去10年で最多。新型コロナウイルス感染拡大の逆風下、国境を超える海外案件は低調だったものの、国内案件が底堅く推移した。
7月も産業界では希望退職者を募集する動きが加速した。シチズン時計、ミツバの製造業2社が500人規模で募集するのをはじめ、6社が計画を発表した。外食大手のペッパーフードサービスは主力の「いきなりステーキ」事業の縮小で200人程度を募る。
新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、日本企業の海外子会社が経営破綻するケースや、海外子会社や事業の売却を余儀なくされるケースなどが次第に目立ち始めてきた。
「いきなり!ステーキ」などを展開するペッパーフードサービスは、米連結子会社のKuni’s Corporationを米国連邦倒産法第7章に基づき破産申請した。負債総額は約3000万ドル(約32億円)。
ペッパーフードサービスが生き残りをかけて大規模な再編へと乗り出しています。屋台骨となるペッパーランチを85億円で投資ファンドに売却し、いきなりステーキ114店舗を閉鎖。ナスダックにも上場した米子会社は破産となりました。過去の栄光を取り戻せるのでしょうか。
2期連続で最終赤字に陥っているペッパーフードサービスが、ついに事業売却に踏み切った。同社では2009年にモスフードサービスからハンバーグやステーキを提供するステファングリル事業を譲り受けたほかには、M&Aに馴染みがなかった。
ペッパーフードサービスは「継続企業の前提に関する事項」の注記、いわゆるGC注記が付いたと3月25日に発表しました。過剰出店で資金繰りが悪化する中、新株予約券による資金調達が、コロナの影響で実施できない状況に陥ったというのです。
新型コロナウイルスの感染拡大で飲食関連事業者が倒産や閉店などに追い込まれている。 新型コロナウイルスの終息までにはまだしばらく時間がかかりそうなため、飲食関連事業者の苦境は続きそうだ。
新型コロナウイルスの感染拡大が株主総会の開催にも影響を及ぼしつつある。新築戸建住宅の分譲を手がけるハウスフリーダムは4日、3月16日に開く株主総会の会場を変更する発表した。会場に予定していた施設が新型コロナ対策として休館となったためだ。