IBJに啖呵を切ったパートナーエージェントが築く新たな包囲網

※この記事は公開から1年以上経っています。
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まさかのシステム障害が発生、返金へ

イケイケと思われていたパートナーエージェントに思いもよらない事態が起こります。

業績を見れば一目瞭然。こんな感じです。

決算 売上高 経常利益
2017年3月期 38億1200万円(4.6%増) 2億1200万円(51.2%減)
2016年3月期 36億4400万円(36.8%増) 4億3400万円(228.2%増)

経常利益51.2%減。大変なことになっています。

新システム「コネクトシップ」は、2017年1月に稼働を停止しています。安定した稼働が見込めなくなったことがその理由。パートナーエージェントはその月の会費請求を取りやめました。

何とも真摯な顧客対応といえますが、凄まじい損害を出してしまいました。図らずも謀反で痛手を被った形。

システム開発のプロジェクトリーダーは、経営陣にガン詰めされて胃に穴をあけたのではないでしょうか(筆者の想像です)。

そんな困難を乗り越えて強くなったようで、今は安定稼働が続いています。今後は自社の会員を集めることと同時に、「コネクトシップ」に加入するB to Bビジネスにも力を入れると考えられます。

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しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。


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