久美子社長の手腕は関係ない?大塚家具「身売り」で分かったこと

※この記事は公開から1年以上経っています。
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すでに破綻していた「高級路線」

確かに久美子社長の「カジュアルな中級路線」が顧客ニーズに合っていないのは、売上高が経営を掌握した2015年12月期の580億円から2017年12月期に410億円と、2年間で約3割も激減したことからも明らかだ。とはいえ、かつて勝久前会長が進めてきた「高級路線」が現在も通用するとは考えにくい。

そもそも大塚家具の株主が久美子社長を支持したのは、勝久前会長の「高級路線」に限界が見えていたからだ...

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