MBO(経営陣による買収)も表面化した。印刷業で東証1部上場の廣済堂は米投資ファンドのベインキャピタルと組んで株式の非公開化を発表した。ベインキャピタルが廣済堂のTOBで約152億円を投じて完全子会社化する。
デジタル化の進展などで印刷を取り巻く事業環境は厳しさが増している。事業構造改革を迅速に進めるのが非公開化の目的。経営改善を進めてうえで、数年後に再上場を目指すとみられる。
業種別では飲食関連で比較的動きがあった...
太陽光売電事業者の買収ニーズが活発化している。固定価格買取制度初期の高い価格で売電する権利を持つ事業者は、今から売電事業を開始するよりもはるかに高い額で余剰電力を売ることができるからだ。