MBO(経営陣による買収)も表面化した。印刷業で東証1部上場の廣済堂は米投資ファンドのベインキャピタルと組んで株式の非公開化を発表した。ベインキャピタルが廣済堂のTOBで約152億円を投じて完全子会社化する。
デジタル化の進展などで印刷を取り巻く事業環境は厳しさが増している。事業構造改革を迅速に進めるのが非公開化の目的。経営改善を進めてうえで、数年後に再上場を目指すとみられる。
業種別では飲食関連で比較的動きがあった...
バーチャルデータルーム(VDR)を手がけるイントラリンクスが世界のM&A動向を予測した結果、2019年第1四半期のM&A件数は、アジア地域で前年同期比14%増と急増する見通しだ。
ビルメンテナンス業界全体の売上高は、引き続き堅調に推移している。直近のビルメンテナンス業界のM&Aは、「国内の大手集約」「海外展開」「総合サービスの提供」「選択と集中」に特徴がある。