M&Aアドバイザーの両手取引のメリットとしては、売り手と買い手双方の状況を把握しており、妥当な着地点を見出しやすいという点が挙げられます。また、双方から報酬を得つつ、買い手間の駆け引きなどに翻弄されずに業務を遂行することができるというメリットもあります。
その反面、リピーター顧客である買い手の意向が重視されたり、売り手の利益の最大化より取引の成立が優先されたりする可能性も考えられます...
M&Aを進めているとき、反対者が出たとしても原則として株主以外の者は反対する権利はありません。しかし強引にM&Aを進めて従業員の士気が落ちたり離職者が続出すると、買い手企業も手を引いてしまいます。どう解決したらよいでしょうか?
名義株に関する確認書のサンプルをご紹介します。本来の権利者がわからないと、買い手は不安でM&Aを前に進めることが出来ません。したがって、M&Aを検討されているオーナー経営者は、早い段階で名義株の整理をする必要があります。
今回は、非上場企業で「株主が複数いる場合に自分の保有株式だけ売ることはできるのか?」というご質問のケースを取り上げてみます。筆頭株主が親族株主から株式を取りまとめる際の「株式の売買価額」には注意しましょう。
株式上場前における株式譲渡制限規定廃止等の定款変更その他の注意点について、フォーサイト総合法律事務所の司法書士/行政書士 大越一毅氏が解説する。