中小企業で敵対的買収が少ないのはなぜですか

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2021年9月1日時点でTOBの不成立は富士興産の案件で今年6件目となりました。うち4件が対象企業の同意を得られずに行われる敵対的買収でした。

そもそも「敵対的買収」とは、どのような場合を指すのでしょうか。

富士興産のケースでは、2021年4月28日にシンガポールの投資会社「アスリード・キャピタル」が「公開買付届出書」を提出し、石油販売会社の富士興産に対し公開買い付けを実施すると公表。これに対し富士興産は、5月28日付けの「意見表明報告書」で「反対」を表明し、敵対的買収に発展しました(その後、アスリードがTOBを撤回し、不成立に終わりました)...

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