事業が一気に加速か

G-FACTORYの業績は外食産業の市場規模が拡大傾向にあることから「物件情報サポート」や「まるごとサポート」が堅調に推移した結果、経営サポート事業の2017年12月期は前年度比17.2%の増収を達成した。

ただ利益の方は損益管理を精緻化するために「物件情報サポート」や「まるごとサポート」の売上原価である礼金と更新料を従来の期間按分計上から一括計上に変更したため、同14.8%の営業減益となった。

一方「名代 宇奈とと」の飲食事業はSNS対応の強化や宅配サービスのエリア拡大などに取り組んだことから、売上高は同4.7%の増収、営業利益も同9.2%の増益となった。

この結果、2017年12月期は売上高が同12.8%増の29億900万円、営業利益は同20.6%減の3億5500万円になった。2018年12月期も増収減益の傾向は続く見通しで、売上高は前年度比10.2%増の32億400万円、営業利益は同15.1%減の3億100万円の見通し。

同社のスローガンは「夢をカタチに!和食を世界に!」。飲食業は人材不足や原材料の高騰など厳しい環境下に置かれており、G-FACTORYは今後も店舗展開を支援し、業界の活性化に貢献するとの思い込められている。

同社はシンガポール、タイ、ベトナムに子会社を持つ。タイの子会社は2018年11月に、東京豚骨ラーメン屯ちんとタイ企業のフランチャイズ契約の仲介を行った。2019年上旬に東京豚骨ラーメン屯ちんのタイ1号店が開店する見込みという。 

飲食店の海外展開の支援、「名代 宇奈とと」の海外展開、国内飲食業のM&Aと、2019年は事業が一気に加速しそうな情勢だ。


文:M&A Online編集部