【会計・新基準】収益認識とプライシング
今回の会計コラムでは、「収益認識に関する会計基準」における価格の扱いと、商品やサービスの値決めについて取り上げます。
ゴーン氏の問題が法的に違法行為だったかどうかは裁判所の判断に任せるとして、「コンプライアンスの意味は、法律さえ守っていればいいのではなく、広く社会一般から求められる“倫理的”な行動かどうかも含まれる」ということ考えるとやはり不適切な行為も多くあるように思います。
すっきり背筋を伸ばして年を迎えるために倫理的な判断を行う基準をご紹介します。「A seven-step guide for ethical decision-making (Michael Davis 1999)」の中で判断を自らチェックをする際のチェックポイントの一部分を抜粋し、わかりやすく加工したものです。
・その選択肢は他の選択肢に比較して害は少ないか
・その選択肢は新聞報道(今ならWEB)等で公にしてもらいたいか
・その選択肢は、公に説明ができるものか
・自分がその選択肢の影響を受ける側になっても同じ選択肢をとるか
・家族・同僚・組織のコンプライアンス責任者はその選択肢を支持してくれるか
来年が重要な判断の局面で倫理的な判断を行うことのできる皆様が幸多き年になりますように。
平成最後のお正月、どうぞよいお年をお迎えください。
そして、ビズサプリグループを来年もどうぞよろしくお願い致します。
今回の会計コラムでは、「収益認識に関する会計基準」における価格の扱いと、商品やサービスの値決めについて取り上げます。
公認会計士・監査審査会は中堅の監査法人アヴァンティアに対し、運営が著しく不当であるとして金融庁に行政処分などの措置を講じるよう勧告した。
4回にわたり「連結会計とM&A」について解説してきました。最終回は、M&Aが行われた際に、その態様(スキーム)によってどのような連結会計処理が必要となるか紹介したいと思います。