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新規上場会社数の減少の理由(わけ)

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今回は、2016年の新規上場会社のお話をいたします。

1.新規上場会社数が減少

日本取引所グループは、2016年の新規株式公開(IPO)企業数が前年より約1割少ない84社になると発表しました(12月1日付日経新聞)。2009年の13社を底にして、57社(2013年)、78社(2014年)、95社(2015年)と順調に新規上場会社数が増えてきましたが、ここにきて84社と減少することになってしまいました。減少するのは7年ぶりということになります。自動運転のZMP社が、情報漏洩のため12月での上場を延期したことから、東証が公表した84社からさらに1社減少しするのではないかと思います。(東証のウェブサイトには、執筆日現在12月時点の上場会社数は未だ公表されていません)

今年始め(※編集部注:2016年)には、昨年は95社にまでになったことから、100社超えが期待されていたところですが、このように減少したのは、東証による新規上場の審査強化のためとされています。結果として、最近の上場ブームに水を差した感じになるのは否めません。

2.なぜ東証が審査強化?

2年ほど前から、上場直後に業績の下方修正を発表する会社が相次いでいました。東証では、そのようなことにならないよう、上場後の業績を確かめるような審査をしているものと思われます。これが新規上場会社数減少の大きな理由ではないかと思います。その筋のお話によると、マザーズの上場審査は2ヶ月(東証ウェブサイトより)とされていますが、それが半年以上掛かっている会社もあるとのことです。上場審査が長期間化していることは事実のようです。

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