一般に、子会社の判定は持株比率50%超、関連会社の判定は持株比率20%以上が目安となります。そのため、株式の取得や売却を伴うM&Aが行われると、連結の範囲や持分法の対象が大きく変動します。
ただし、M&Aと言っても、スキームや形態は様々です。特集4回目となる今回は、M&Aが行われた際に、その態様によって、どのような連結会計処理が必要となるか紹介したいと思います...
従来のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)といえば、通信やIT業界が活用しているイメージがあったが、ここ1、2年の間に新聞、不動産、鉄道など、かつてはベンチャー投資とは無縁だった業種の参入が相次いでいる。
多くの上場会社では、株主総会に向けて会社役員の選任決議案に向け動き出しています。その中で「補欠監査役」選任という見慣れない議案が上がっています。今回は「補欠監査役」について説明していきます。
株式会社という制度は、本来所有と経営が分離し、経営は優秀な経営者が行い、株主はそれを監視する、という役割分担が前提となっている。今回は、株式上場することの意味について、IPOの必要性や、その是非について考えてみる。 同族企業と上場しない企業についても考え、同族企業の視点からも考えてみる。
慶応義塾大学・牛島教授が解説する。この研究は、企業間の子会社買収(売却)に注目し、このつながりを分析するものである。