投資ファンドの本分は「企業を安く買って高く売ること」といえる。そのため、投資ファンドはM&A市場において、ときには「買い手」として、ときには「売り手」として登場頻度の多いプレイヤーでもある。そこで今回は、近年活発な動きを見せる投資ファンドによるM&Aに注目し、いくつかの売買事例を紹介したいと思う。
MBKパートナーズは、2005年にカーライル出身の7人が設立した韓国系ファンドだ。日中韓で大型のM&Aに携わっている...
慶応義塾大学・牛島教授が解説する。この研究は、企業間の子会社買収(売却)に注目し、このつながりを分析するものである。