2018年8月2日、米アップルの時価総額が1兆ドル(約111兆円)を突破した。日本の2018年度の国家予算が約98兆円なので、日本という国が1年間に利用できるお金をすべてアップルの買収資金に充てたとしても、購入することができないほどの途方もない規模だ。アップルがこれほどまでに成長することができたのはなぜなのであろうか? 今回はそんなアップルの実態について、財務諸表などを見ながら迫ってみたい。
まず、業績の概要を見ていく...
近年、海外では「金融機関」がCVCを設立するという動きが見られている。金融機関がCVCを設立することの意味は何なのか。日本の金融機関の動向にも触れながら解説したい。