ガス検知器市場の世界市場は年間8000億~9000億円と小さい。いわゆる「ニッチ市場」だ。そのため大手企業が参入しにくく、海外へは進出の余地がある。理研計器は海外の半導体工場や石油、天然ガスプラント向けにガス検知器を売り込む。
海外向け販売が増加すれば、生産能力の引き上げが必要になる。埼玉県春日部市の開発センター敷地内に新たなガス検知器のセンサー生産拠点となる「生産センター」を建設中で、2020年6月に完成する。こうした取り組みで、海外販売比率の引き上げを図る...
レンゴーは2017年以降M&Aを積極化させ、2019年はすでに4件に達しており、今後もこの傾向は続きそう。レンゴーが目指す姿とはどのようなものなのか。