関連の記事
【理研計器】「研究所発ベンチャー」は成熟して海外に活路を拓く
2019/12/12
ガス検知器メーカーの理研計器は旧「理研コンツェルン」の1社として知られる。日本を代表する実業家の渋沢栄一氏が設立した理化学研究所からスピンオフした、いわば「研究所発ベンチャー」だ。同社は縮小する一方の日本市場からM&Aで海外へ飛躍を目指す。
理研計器は、持分法適用関連会社だったガス検知警報機器の販売・アフターサービスのR K Instruments(S) Pte Ltd(シンガポール。資本金62万シンガポールドル=約5000万円、売上高、営業利益、純資産は非公表)への出資比率を38.7%から51%へ引き上げ、子会社化することを決議した。
東南アジア市場における総販売店であるR K Instrumentsとの連携の強化により、同地区で積極的な販売活動を展開する。
株式取得価額は非公表。
株式取得予定日は2018年7月1日。
ガス検知器メーカーの理研計器は旧「理研コンツェルン」の1社として知られる。日本を代表する実業家の渋沢栄一氏が設立した理化学研究所からスピンオフした、いわば「研究所発ベンチャー」だ。同社は縮小する一方の日本市場からM&Aで海外へ飛躍を目指す。