2018年こそ一服感があったものの、継続的にM&Aを実施するスタンスは変わりはない。
2019年5月には、工業用耐食ポンプメーカーの新東洋機械工業(埼玉県越谷市)を子会社化した。新東洋機械はゴムライニング、テフロンライニング、チタン、ニッケル材料に特化した耐食ポンプを手がけ、とくにゴムライニング製ポンプは世界でもトップシェアという...
家庭紙国内最大手の大王製紙が、M&Aに「本腰」を入れている。同社は長らくM&Aとは一線を画してきた。ところが2017年2月に日清紡HDの家庭紙事業を買収して以来、立て続けに5件のM&Aが成立している。大王製紙はM&Aで何を目指しているのか?
ヤマノホールディングスがM&A戦線に本格復帰しようとしている。昨年後半、美容室、学習塾など3件の買収を相次ぎ手がけた。2017年に上場子会社やスポーツ事業の売却で連結売上高を4割減らし、再浮上に向けて成長戦略の柱と位置づけるのがM&Aだ。
東京センチュリーは米航空機リース大手、アビエーション・キャピタル・グループ(ACG)を買収する。約3200億円を投じて株式75.5%を追加取得し、完全子会社化する。同社として過去最大のM&Aだ。航空機ビジネスにアクセルを踏み込む理由とは。