足元の業績はどうか。2020年3月期業績は売上高2.7%増の3684億円、営業利益2.7%増の51億円、最終利益31%増の27億円と、中期経営計画初年度の目標線をいずれも達成した。
売上高を部門別にみると、建材卸売3162億円(1.7%増)、合板製造・木材加工113億円(13.4%増)、建材小売376億円(8.4%増)、その他32億円(2.5%増)。建材卸売事業を牽引する中核子会社のジャパン建材は2847億円を売り上げる。非住宅の木造構造建築案件の掘り起こしにも注力中だ...
砂糖業界で新たな再編が動きだした。その中心にいるのが業界最大手の三井製糖だ。人口減や健康志向の高まり、人工甘味料の台頭などで砂糖の国内消費量が減り続ける中、「3社連合」で逆風に立ち向かう。
共英製鋼が海外M&Aを着実に進めている。2018年2月に2016年以降3件目となるカナダのMCアルタスチールの電炉事業の買収を決めた。 中期経営計画の目標達成にM&Aが果たす役割は大きそうだ。