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事業承継における役員退職金と経営者引退後のフォロー
2018/10/11
事業承継を円滑に行うためには、経営者に支払う役員退職金をいくらにするのか、いつ、どのように支払うのかを事前に決めておくことが大切です。役員退職金を支給する際のメリットと支給する際の留意点をみていきましょう。
【経営者向け】M&A相談所 その時、どうする?
後継者がいないので、将来的にはM&Aで会社を譲渡することを視野に入れています。ただ、私はまだ51 歳で気力も体力も十分ですし、ここ数年は業績が伸びています。今すぐ会社を譲渡する理由はまったくありません。ただ、妻からは「だったら、いつ会社を譲るの?」と質問されました。今は会社を譲って引退するなど考えられませんが、会社の譲り時(売り時)はどのように考えるのがよいでしょうか。 (東京都 情報通信業 K・H さん)
企業経営者の方の多くは、「確かに後継者はいないが、今すぐ会社を譲るなんて予定はないよ」とおっしゃいます。まったくそのとおりだと思います。一方で、M&Aというのは、オーナー経営者が譲渡したくなっても、すぐに譲渡できるわけではありません。会社の状況を、さまざまな視点や資料で確認しなければなりません。相対取引ですから、買い手の都合もあるでしょう。
オーナー経営者ご自身のご都合も十分に鑑みながら、その上でM&Aを検討するタイミングや考え方など、ご参考となるポイントを紹介します。
事業承継を円滑に行うためには、経営者に支払う役員退職金をいくらにするのか、いつ、どのように支払うのかを事前に決めておくことが大切です。役員退職金を支給する際のメリットと支給する際の留意点をみていきましょう。