バンダイナムコホールディングスは、ウィズをTOB(株式公開買い付け)により完全子会社化とすることを決議した。ウィズは上場廃止となる見通し。

バンダイナムコHDは、デジタル玩具の企画・開発力に強いウィズと連携を深めることで、新商品の企画・開発が可能になると判断した。ウィズはオリジナル玩具事業から撤退し、バンダイ玩具の企画開発機能に集中するという。

ウィズは1996年11月、バンダイと共同で携帯電子ペット育成ゲーム「たまごっち」を開発し世界的大ヒットを記録。しかし、少子化や嗜好性の多様化などの影響により2007年からは業績不振に陥っており、2015年4月上旬にバンダイナムコに資金援助を含む資本参加の打診をしている。

TOBは2回に分けて実施される。第1回で、ウィズ代表取締役社長の横井昭裕氏など創業家一族より55.02%を取得する。残る株式については第2回で取得し、完全子会社化を目指す。

第1回買付価格は1株当たり145円。TOB公表前営業日の対象株式の終値410円に対して 64.6%のディスカウントを行った。買付予定数は308万1600株で、下限は169万5600株。上限は設定されていない。買付予定額は4億4600万円。買付期間は2016年3月10日から4月7日。決済開始日は2016年4月14日。

第2回は、第1回に比べて415円(286.2%)高く560円とする。買付期間は2016年4月15日から5月24日。決済の開始日は2016年4月14日。