バンダイナムコホールディングスは子会社のバンダイナムコゲームス(東京都品川区)が、ディースリーに対し完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。ディースリーの親会社のフィールズ(所有割合57.04%)や、ディースリー代表取締役社長の伊藤裕二氏(同17.11%)らはTOBに応募することで合意している。ディースリーはTOBに賛同を表明しており、TOB成立後は上場廃止となる見通し。

ディースリーは家庭用ゲームコンテンツ事業やモバイルコンテンツ事業を手がけており、特に家庭用ゲームソフトや携帯電話向けコンテンツの「SIMPLEシリーズ」「SIMPLE100シリーズ」が高い評価を得ている。バンダイナムコゲームスは環境変化が激しい業界の中で勝ち抜き、欧米などでグローバル展開を強化するには、両社が一体となって事業拡大を図ることが最善と判断した。

TOBの買付価格は1株あたり6万2000円。TOB公表前営業日の対象株式の終値4万2500円に対して45.88%のプレミアムを加えた。TOBの買付予定数は1万5731株(下限も同じ)で、買付額は9億7500万円。公開買付期間は2009年2月13日から3月16日まで。決済開始日は3月24日。