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業績悪化懸念の中で、日産はなぜ役員を「大量昇格」させたのか?

※この記事は公開から1年以上経っています。
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社内の求心力を高める一方で、株主の反応は

が、ただ「値引きを止めます」では販売減少は免れない。西川社長は「正価で売り切る段階にはまだない」と発言しているが、ならばなぜ販売奨励金を絞り込んだのか。明らかに経営判断の誤りだ。さらに日本や欧州でも販売が不振で、役員が昇格する状況にない。では、なぜ日産は業績悪化が避けられない状況下で役員の大量昇格に踏み切ったのか。

ポイントはルノーが日産に再び経営統合を求めた直後のタイミングに当たることだ。続投を目指す西川社長としては、「経営統合反対」で役員をまとめる必要がある...

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