関係者のツイッター投稿によりナメクジなどの害虫発生が明らかになった問題で、イートアンドホールディングス<2882>傘下の大阪王将(大阪府枚方市)は、この店舗を営業していたファイブエム商事(宮城県石巻市)とのフランチャイズ(FC)契約を打ち切った。信用保持義務違反があったのが理由という。
ファイブエム商事は1992年9月の設立、資本金700万円の有限会社だ...
今回は内部告発文書で不正が発覚したプライム上場のアウトソーシングを取り上げます。本事例は、上場会社の中でも多かれ少なかれありうる企業風土の問題に起因するものでした。調査報告書は120ページを超える大作ですが、できる限り要点を絞ってお話したいと思います。
またも医薬品卸に談合疑惑が浮上した。公正取引委員会は国立病院機構の医薬品入札で談合があったとして九州の医薬品卸6社の立ち入り検査を始めた。昨年12月には別の医薬品卸3社が入札談合容疑で刑事告発されている。なぜ医薬品卸による談合が相次ぐのか?
4月23日に積水ハウスが株主総会を開催し株主提案に注目が集まりました。きっかけは同社が地面師事件に巻き込まれ、55.5億円の損失を計上したことでした。不正な取引を防止するための内部統制がなかったわけではありませんが、機能しませんでした。
カルロス・ゴーン前日産自動車会長が12月末に日本を密出国し、レバノンへ逃亡した。問題はなぜゴーン前会長が「逃げた」か、である。実はゴーン前会長の裁判は検察側が不利とみられていた。なのになぜ、公判開始前のタイミングで逃げたのか。