APAMANは2日、MBO(経営陣による買収)で株式を非公開化後、子会社でアパート・マンションの賃貸管理やサブリース(転貸)などを手がけるApaman Property(東京都千代田区。売上高272億円、営業利益20億4000万円、純資産105億円)の全株式を、国内投資ファンドの日本産業推進機構(NSSK、東京都港区)に譲渡すると発表した。APAMANは賃貸住宅仲介「アパマンショップ」のFC(フランチャイズチェーン)本部事業に専念する。譲渡価額は270億4000万円。譲渡予定日は2024年11月5日。
APAMANに対するMBOを目的とするTOB(株式公開買い付け)は8月5日~9月17日に実施される。NSSKとの一連の取引はMBOによる株式非公開化を前提に行われる。
APAMANは、Apaman Property株式の譲渡に先立ち、同社の事業のうち九州地域の賃貸管理、サブリース、その他関連サービスなど一部事業については、社宅事業を展開する別の子会社のRE-Standard(東京都千代田区)に移管する。
Apaman Propertyは1999年に、親会社のアパマンショップネットワーク(現APAMAN)が設立されたのに合わせ事業を開始。2024年3月末現在の管理戸数は全国で約9万戸(九州地域を除き約7万戸)。特定の不動産・住宅メーカーなどのグループに属さない独立系最大手のポジションにある。
NSSKは賃貸管理市場に関し、安定的な成長を見込んでいる。独自の経営支援パッケージを提供し、管理戸数拡大を通じた売上高向上、M&Aや事業提携による成長加速、業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化、内部管理体制の強化などを推し進める。APAMANブランドは維持し、APAMANグループと「アパマンショップ」FC加盟店舗との連携を継続する。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2018年5月18日 |
(株)プレストサービス
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(有)パークプレース
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非公表
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2 |
2012年1月31日 |
小倉興産(株)
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121
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3 |
2008年1月30日 |
(株)インボイス RM
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(株)ブーゲンビリア・コンサルティング
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未確定
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4 |
2008年12月26日 |
(株)インボイスMYM
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480
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5 |
2019年9月25日 |
(株)全国賃貸保証
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非公表
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6 |
2019年9月30日 |
レンタルハウス(株)
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竹内弘子氏(レンタルハウス(株)代表取締役)
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非公表
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