2022年はここまで「敵対的TOB」ゼロ、東洋建設株で投資ファンドと攻防戦も

※この記事は公開から1年以上経っています。
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東京建設にTOBを実施中のインフロニア・ホールディングス(本社が入るビル、東京・飯田橋)

2022年のTOB(株式公開買い付け)は波乱含みだった前年と打って変わり、平穏に推移している。4月も後半に入り、早くも1年の3分の1を迎えようとしているが、敵対的TOBはゼロのまま。2021年は4月までに5件、2020年も3件の敵対的TOBが発生していたのに比べて様変わりだ。

ただ、現在進行中のTOBの中には投資ファンドの関与などで成立が危ぶまれる案件もあり、先行きは予断を許さない。

前年から一転 「敵対的」音なし

TOBの年間件数は2021年70件、2020年60件...

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