効率よく家事を楽しむアプリ『SMUZOO』の開発

働く女性はもちろん、働く男性の味方

株式会社たぬーきすとして最初に取り組んだのは、家事分担を可視化し、効率よく家事を楽しむことができるアプリ『SMUZOO』(スムズー)の開発である。

そのアプリの内容を紹介すると、次のようになる。

「家事の流れがカード表示され、家事のフローを見て、『何をどうやればいいのか』がわかるようになり、また、『誰がどこまでやったか』を記録できるので、進捗を簡単に共有できます。また、『今日やりたい家事カード』の管理では、完了・未完了すべての家事が一目瞭然になり、家事が完了したら「いいね!」を押して相手に知らせることができる。さらに、終了した家事をもとに家事のシェア率を計算でき、設定した目標と比較して、チームや個人の達成度が確認できます」

画面上の表現はプレスリリースを参考にしていだきたい。実際にAndroid版を正式にリリースし、iOSエッセンス版をリリースしたのは、昨年末のこと。まさに、事業化してほやほやの、湯気が挙がるような状態である。

『SMUZOO』の開発では、他の多くの起業家と同様にマーケット・リサーチを重ねてきた。

「リサーチの結果得られた特徴的なことは、導入したいと思っている層の男女差がなかったことです」

家事分担と聞くと、一般に「夫が妻にばかり押しつけている」というイメージが想像できるが、それは年輩の夫婦のステレオタイプな考え方なのかもしれない。いまは家事分担といっても実際には固定化しておらず、夫も妻も「できるときに、できる人が行う」ものとなっている。だからこそ、その分担ストレスもあり、その負担を軽減し、偏った分担になっている場合の“もやもや感”を効率よく解消したいというニーズも高いのかもしれない。

「男性もメインターゲットになり得ると感じましたね」と吉田氏は語る。