【熊本銀行】2つの第2地銀のM&Aを経て、更なる再編に!|“ご当地銀行”の合従連衡史
熊本無尽と肥後無尽がそれぞれ相互銀行、普通銀行になり合併して誕生した熊本銀行。熊本を代表する第2地銀になって以降も、隣県の金融持株会社の再編に揺れ動いた。
M&A Online
| 2022/10/24
2022.10.24
山形県鶴岡市に本社を置く荘内銀行は、同県の日本海に面した庄内地方を営業基盤としている。その創立は1878(明治11)年12月、第六十七国立銀行の創業にさかのぼる。山形県では唯一、国立銀行を前身とした銀行であった。
ちなみに「荘内」はかつてこの地域にあった遊佐、大泉、櫛引の三大荘園のうちで最も栄えた大泉荘に由来するのが定説とされ、この「荘園の内側」を示す言葉とされる。それが、のちに「庄内」と呼ばれるようになったようだ。いまは汎地域名を示す場合は「庄内」が一般的だが、団体名や企業名では固有名詞として「荘内」を使うケースも多い...
熊本無尽と肥後無尽がそれぞれ相互銀行、普通銀行になり合併して誕生した熊本銀行。熊本を代表する第2地銀になって以降も、隣県の金融持株会社の再編に揺れ動いた。
第二次大戦期、早い時期に県内唯一の本店銀行となった滋賀銀行。県内では圧倒的なシェアを誇るが、京都・大阪など近県大都市の開拓は、厳しい状況が続いている。
長野県のトップバンク八十二銀行<8359>は、2つの国立銀行の合併により誕生した。地域によって独立色の強い長野県にあって、地元を深耕するとともに、県外や海外にも積極的に拠点を展開してきた。