【名古屋銀行】焦眉の急を告げる愛知の地銀|ご当地銀行のM&A
メガバンクと信金の攻勢に挟まれて苦戦を強いられる愛知県の地銀業界。名古屋都市圏にある3地銀のうち2022年、その2つが経営統合を果たす。残った1行の動向に注目が集まる。
M&A Online
| 2022/1/24
2022.01.24
滋賀県の県庁所在地は琵琶湖南西岸、県最西部の大津市である。だが、その滋賀県唯一の地銀である滋賀銀行は1933年10月、湖東・彦根市に本店のあった第百三十三銀行(百卅三銀行と記すケースもある。「卅」は30のこと)と同じく湖東・近江八幡市にあった八幡銀行が対等合併して誕生した。
明治期から昭和初期にかけて、滋賀県の経済の中心地は京都に近く宿場町として栄えた大津市よりむしろ、平野が広がり35万石の城下町として栄えた彦根、近江商人の活躍した近江八幡方面だったのかもしれない...
メガバンクと信金の攻勢に挟まれて苦戦を強いられる愛知県の地銀業界。名古屋都市圏にある3地銀のうち2022年、その2つが経営統合を果たす。残った1行の動向に注目が集まる。