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【名古屋銀行】焦眉の急を告げる愛知の地銀|ご当地銀行のM&A

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名古屋3地銀のなかで、独自路線を歩む名古屋銀行

県庁所在地に無尽、相互銀行から組織変更した第二地銀ではない、いわゆる「生粋の地銀」が存在しない都道府県がいくつかある。神戸銀行(太陽神戸銀行、さくら銀行を経て、現三井住友銀行)を生んだ兵庫県(神戸市)とともに、愛知県(名古屋市)もその一つである。

県内の代表的な地銀は名古屋銀行(旧名古屋相互銀行)、愛知銀行(旧中央相互銀行)、中京銀行(旧中京相互銀行)があり、いずれも名古屋市に本店を置き、相互銀行から普通銀行に転換した第二地銀である。

このうち、愛知銀行と中京銀行は2022年10月に共同持ち株会社方式による経営統合を控える...

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