【名古屋銀行】焦眉の急を告げる愛知の地銀|ご当地銀行のM&A
メガバンクと信金の攻勢に挟まれて苦戦を強いられる愛知県の地銀業界。名古屋都市圏にある3地銀のうち2022年、その2つが経営統合を果たす。残った1行の動向に注目が集まる。
M&A Online
| 2022/1/24
2022.01.24
第百三十三銀行の源流は1878年に設立した第六十四国立銀行であり、翌1879年に第百三十三国立銀行として分離設立した。その後、1899年に国立の名を外して第百三十三銀行となり、以後は、彦根商業銀行、高島銀行、寺庄銀行、淡海銀行といった湖北・湖東・湖南の私立銀行などをM&Aしていった。
一方の八幡銀行は1881年に設立され、1928年に近辺の江頭農産銀行を合併した程度で大きなM&Aはない...
メガバンクと信金の攻勢に挟まれて苦戦を強いられる愛知県の地銀業界。名古屋都市圏にある3地銀のうち2022年、その2つが経営統合を果たす。残った1行の動向に注目が集まる。