ウェブ解析士ってどんな人?事業の成果に貢献するのが目的というが…
どのようすれば多くの人たちにウェブサイトを見てもらえるか。アクセス解析やウェブサイトの改善などを通じて営業実績を上げるウェブ解析士という資格がある。どのような内容なのか。探ってみると。
これからM&Aを進めていくときに注意すべきことを。孔子は示唆してくれています。
正しい動機を持ち、それにふさわしい方法を探った結果、儲からない決断もあり得る。むしろマイナスになってしまう可能性もあります。
「われわれとして正しいと思える判断をした結果、損失が出ました」とは、いまの時代にはなかなか言いにくいことでしょう。ですが、そこに仁があれば、堂々とその道を選んでいいのです。
なぜなら、もしここで利益を優先して、仁に背くやり方を選んだとしても、「其の道を以てこれを得ざれば、処(お)らざるなり」。つまり、そのような利益は、保持することのできないものだからです。
これは、現代の私たちにとってはとても高度な決断になりますが、自身(自社)の守るベきもの(仁)を通すことが大事か、目先の利益が大事か、といった話にもなってくるでしょう。長い目で見れば、当然、前者。守るべきものを投げ打ってまで得た利益にどんな意味があるのか、という話になるはずです。
必ずそうなる、とは言い切れないのがいまの時代の複雑さです。さすがに孔子も、いまの時代の持つ速度感、多様性、複雑さまでは見通していなかったでしょうから、局面においては目先の利益が大事になる可能性も捨てきれません。
このとき、どう決断するかは、現代の私たちに課せられているのです。あくまで、「其の道を以てこれを得ざれば、処(お)らざるなり」であることは、承知の上で。
※『論語』の漢文、読み下し文は岩波文庫版・金谷治訳注に準拠しています。
文・舛本哲郎(ライター・行政書士)
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