舛本 哲郎

舛本 哲郎 (ますもと・てつろう) | イリヤEブックス 主宰

イリヤEブックス 主宰

1957 年横浜生まれ。日本大学経済学部卒。物流・流通専門誌、ビジネス誌「ウェッジ」、金融専門誌などの編集・記者、経営専門誌の編集長を経て、2017年より、総合情報サイト「かきっと!」編集長、直販サイト・イリヤEブックス主宰。愛玩動物飼養管理士(ペットケア・アドバイザー)。

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JR貨物は買いか? 社会資本としての鉄道貨物|人とものを「運ぶM&A」

JR貨物は買いか? 社会資本としての鉄道貨物|人とものを「運ぶM&A」

日本は資本主義であり、JR貨物は民営化された企業である。そこで、「JR貨物は買いか」を考えてみたい。JR貨物の上場、またM&Aに価値があるかどうか、ということである。

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SL毎日運行に取り組む関東の雄・東武鉄道|人とものを「運ぶM&A」

SL毎日運行に取り組む関東の雄・東武鉄道|人とものを「運ぶM&A」

関東私鉄の雄。総営業キロ数で関東1位の463.3キロ。206駅。1日平均252万人の旅客輸送実績(2019年度)を誇っている東武鉄道。全国でも近畿日本鉄道(総営業キロ程501.1km)につぐ規模だ。

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東急が取り組むコロナ後の「都市型鉄道」|人とものを「運ぶM&A」

東急が取り組むコロナ後の「都市型鉄道」|人とものを「運ぶM&A」

“渋谷の大家”と呼ばれた東急電鉄(東急)。東京メトロでさえ小田急と組んでロマンスカーを運行しているのに、誰もが連想する箱根や日光など首都圏の行楽地に自社ではアクセスしていない。加えて空港アクセスもない。さらに特急もない…。有名だけど、きっと、別のことを考えているはずだ。

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6月20日まで宣言延長!  新型コロナと戦うバス事業|人とものを「運ぶM&A」

6月20日まで宣言延長! 新型コロナと戦うバス事業|人とものを「運ぶM&A」

緊急事態宣言が延長され窮地に立たされ続けるバス事業だが、死中に活路が見いだす事業者も増えているようだ。今回は「新型コロナとの戦い方が見えてきた」とも言える事業者の戦いぶりを見ていこう。

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GWで万事休す!? のバス事業|人とものを「運ぶM&A」

GWで万事休す!? のバス事業|人とものを「運ぶM&A」

3度目の緊急事態宣言で苦境に立たされるバス事業。昨年のGWはほとんど稼働していない状態だったが、その悪夢は再来するのか? 乗合バスはともかく貸切りバス事業者は、稼働減はもちろん深刻な経営難にも陥っている。

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物流各社も「ハラール認証」必須の時代に!|人とものを「運ぶM&A」

物流各社も「ハラール認証」必須の時代に!|人とものを「運ぶM&A」

4月にはさまざまな行事がある。コロナ禍でいろいろな変更を余儀なくされているとはいえ、春の訪れとともに私たちも前に進んでいかなければならない。世界的な行事として、2021年は4月13日からイスラム教のラマダン(Ramadan)がはじまる。ムスリム(イスラム教徒)にとって重要な1カ月だ。

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思考停止に陥らないために|M&Aに効く論語11

思考停止に陥らないために|M&Aに効く論語11

思考停止を突破する、学問によってアップ・トゥ・デートしていくには私たちはどうあるべきか。仲間にはなるが、なんでも同意するような存在にはならないこと。学問によって裏打ちされた変化は、むしろ犠牲を最小にできる。そういう道を選択することが大事だ。

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ミッション・ビジョン・パーパス|M&Aに効く論語8

ミッション・ビジョン・パーパス|M&Aに効く論語8

「誠と信で本質を見抜き、義へと進め」と孔子は弟子に告げた。では、その進むべき「義」の正体は? 五常(仁、義、礼、智、信)の全体の関係を踏まえながら、さらに目的(パーパス)との関係を読み解きつつ、ビジネスで活用できるように考えていこう。

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​義を果たす勇気とは?|M&Aに効く論語7

​義を果たす勇気とは?|M&Aに効く論語7

古くさい義の捉え方では、いまを生きる私たちにはピンと来ない。仁はその人が行くべき道、義は社会が進むべき道を示し、仁は義とともにあってはじめて役立つので、自分の仁や義、ビジョン・ミッションを社会に受け入れられるようにする努力が求められる。

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「義」は古くさい考えか?|M&Aに効く論語6

「義」は古くさい考えか?|M&Aに効く論語6

利とは利益、主に自分にとっての利益。論語は正しい利益はどんどん得てよい、むしろ利益を得なければならないと捉える。ただし「利を見ては義を思い」だ。「自分の利益になるので、ぜひやりたい」と思ったとき、同時に「義」を思ってほしいと孔子は言う。

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利益にこだわれ!|M&Aに効く論語5

利益にこだわれ!|M&Aに効く論語5

誰でもいいアイデアと実行力があれば資金を得て起業できる時代。孔子からすれば、群雄割拠どころではなく民のすべてが君子になってくれなければ困る時代です。すなわち「君子」は「誰かエライ人」ではなく、まさに自分たちのこと。その君子がめざす利益とは?

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ふさわしい方法で利益を得る|M&Aに効く論語4

ふさわしい方法で利益を得る|M&Aに効く論語4

多くの数字を扱うM&Aにおいて数字に強いことはとても重要だが、数字に埋もれてしまっては大切なことを見失う可能性がある。では、最終的に手に入れて満足できる富、利益とはなにか。「ふさわしい方法で得なければ、富や地位を保てない」と孔子は語る。

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本質を見極める|M&Aに効く論語3

本質を見極める|M&Aに効く論語3

孔子は、仁を中心に、知識、荘(おごそか、威厳)、礼儀といった要素が合わさって、はじめて多くの人を納得させ行動させることができると考えていたのではないか。仁にはビジョンやミッションが含まれる。前回に続き、「仁の思想」について考えてみる。

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「仁」の思想ー「なぜ」が人を動かす|M&Aに効く論語2

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今回は論語に頻出する「仁」を現代的にわかりやすく考えていきましょう。たとえば、「巧言令色鮮(すくな)し仁」。論語といえば、まずこの言葉を思い出す人もいるほど有名です。「仁」を字義から解釈すると、「愛、慈悲、思いやり」といった意味になります。

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そのプロセスにムリはないか?|M&Aに効く論語1

そのプロセスにムリはないか?|M&Aに効く論語1

『論語』は3000人ともいわれる孔子の弟子たちによって教団が作られたテキスト、いわば「聖書」であり「教典」である。今回の言葉は「罪を天に獲(う)れば、禱(いの)る所なきなり」。さて、その真意は? 私たちはこの言葉をどう活かせばよいのか。

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