海外事業も積極展開

プレミアグループは2017年9月に住友商事、ジャパンバイクオークション、現地企業の4社共同で、インドネシアに自動車関連コンサルティングサービス会社「プレミア ガランシ インドネシア」を設立した。

インドネシア国内で、オートローン事業を手がけている住友商事、オークション事業を手がけているジャパンバイクオークション、自動車板金塗装事業を手がけている現地企業がそれぞれの強みを生かして、顧客満足度向上のためのコンサルティングを行う。プレミアグループはクレジットやワランティなどの分野でノウハウを提供する。

インドネシアの新車販売台数は東南アジア地域では最多だが、自動車販売後の市場環境が整っていないという。また販売される自動車の95%以上が日本車であることから、プレミアグループはクレジットやワランティをはじめ、整備や修理、ロードサービスなどの分野でインドネシアの自動車販売に役立てると判断した。この事業を通じてインドネシアをはじめ東南アジア諸国での自動車整備事業のモデルを構築する。

タイでも活動実績がある。2016年11月にオートファンナンスを手がける現地企業ECLと共同で、自動車整備事業を手がける合弁会社EPSを設立した。タイでは今後自動車整備事業の拡大が見込めることから、ECLとの共同事業に踏み切った。

プレミアグループは今回のパートナーであるECLとは、2016年2月に業務提携、同年5月に資本参加し、日本国内で培ったクレジットやワランティのノウハウを提供してきた実績がある。

2017年9月にはECLとの合弁会社であるEPSの直営工場を建設。2019年3月期には直営工場を4拠点に拡充するとともに、ワランティ事業も開始する予定。

ではこうした事業領域拡大に取り組むプレミアグループの業績はどうなのか。プレミアグループの2019年3月期の営業収益は初の100億円突破の106億4000万円(表1)の見込み。2018年3月期と比べると額で15億8000万円、率で17.4%の増収となる。

利益の方は2019年3月期の当期利益は13億4000億円(表2)の見込み。2018年3月期と比べると額で5000万円、率で3.9%の増益となる。総じて事業領域の拡大は業績面でもプラスとして表れているようだ。

(表1)
(表2)