NEXT STORY
みらかHD、新型コロナウイルス検査を厚労省・国立感染症研から受託
2020/02/12
みらかホールディングス(HD)は12日、子会社のエスアールエル(東京都新宿区)が厚生労働省と国立感染症研究所の依頼により、新型コロナウイルス(2019-nCoV)の検査を受託したと発表した。国立感染症研究所の手順に準拠した遺伝子検査を行う。
新型コロナウイルスの検査は、感染が疑われる人から新型コロナウイルスが含まれると思われる検体を採取し、新型コロナウイルスしか持っていない部分の遺伝子をPCRで増やし、目で確認できる状態にして陰性、陽性を判定する。
ただ、PCRは温度の上げ下げを繰り返す必要があるため、結果がでるまでに時間とコストがかかる。さらに検査結果が陰性であっても、のちに陽性であることが分かったケースもあり、検査を何度か行う必要がある。
このため新型コロナウイルスの新しい検査法の開発が臨床検査の試薬や機器メーカーで進んでおり、国立感染症研究所(東京都新宿区)によると開発中の検査法の中には、検体処理工程から結果取得までを1時間以内に行える検査法もあるという。
こうした検査方法が開発されれば、新型コロナウイルスの検査はいずれPCRに頼らなくて済む日がきそうだ。
文:M&A Online編集部
これが、M&A(企業の合併・買収)とM&Aにまつわる身近な情報をM&Aの専門家だけでなく、広く一般の方々にも提供するメディア、M&A Onlineのメッセージです。私たちに大切なことは、M&Aに対する正しい知識と判断基準を持つことだと考えています。M&A Onlineは、広くM&Aの情報を収集・発信しながら、日本の産業がM&Aによって力強さを増していく姿を、読者の皆様と一緒にしっかりと見届けていきたいと考えています。
みらかホールディングス(HD)は12日、子会社のエスアールエル(東京都新宿区)が厚生労働省と国立感染症研究所の依頼により、新型コロナウイルス(2019-nCoV)の検査を受託したと発表した。国立感染症研究所の手順に準拠した遺伝子検査を行う。