経営哲学を説き広報・危機対応を指南する「価値統合家」(中)
山見インテグレーター代表の山見博康さんは、経営者に対して㏚の方法をアドバイスするだけでなく、メディア対策を指南し、正しい経営のあり方を説く。単なる広報マンとしての役割を超えている。
大宮 知信
| 2018/12/4
2018.12.04
山見インテグレーター代表の山見博康さんの山見流仕事のポイントは「価値と価値を結びつける」こと。コンサルタントとしての自分の仕事をしながら、同時に他の人や会社の仕事も創り出すという点にある。
「関係会社にモノとか人を紹介したり、人の価値を組み合わせたりするのが好きなんです」
山見さんにとって仕事は、企業の価値と社会の価値を結びつけること。マーケティングは商品の価値を見つけて、地域の人たちに結びつける。M&Aは会社の価値を見つけて、相手の会社に高く売って事業の存続を図る...
山見インテグレーター代表の山見博康さんは、経営者に対して㏚の方法をアドバイスするだけでなく、メディア対策を指南し、正しい経営のあり方を説く。単なる広報マンとしての役割を超えている。
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