食品メーカーは中小企業が多い。自分たちが作ったものを廃棄するのは忍びないという気持ちがある。社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI.jp」は、企業にとってはサンプリングの場。そこで食べたものを消費者が気に入れば、他の店舗で購入することになり、経済の活性化や雇用の確保につながる。サイトを運営するグラウクス社長の関藤竜也さんにも「そういうものになるといいなという思いがある」
サービスを開始して3年半経ったが、経営的には「お陰様で順調です...
食品ロスの問題を解決するのは容易ではない。メーカーはブランドイメージと市場価格を大切にする。消費期限が迫ったものや缶がへこんだものなど、わけあり商品を出せといわれても、躊躇する。
キビラ社長の福谷智之さんは2017年9月に、足のサイズが計測できるスマホアプリを開発、インターネットで注文できるサービスを始めた。60歳になったら「お金もノウハウも提供して、起業家を育成したい」と次の展開を見据える。
還暦になったのを機に、電気自動車の開発を始めた人がいる。神奈川・川崎のベンチャー起業家・松波登さん(69)だ。 EV車の開発を進めるベンチャー企業「日本エレクトライク」を10年前に設立した。