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日本人は率直に話してほしい「海外M&Aと日本企業」経産省が報告書

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2018年度のM&Aは過去10年で最高

M&A onlineが東京証券取引所の適時開示情報を基に構築したM&Aデータベース(経営権が異動するものを対象とし、グループ内再編は対象に含まない。金額などの情報はいずれも発表時点のもの)を用いて集計した結果、2018年度(2018年4月-2019年3月)のM&Aは件数が830件、金額(株式取得費用とアドバイザリー費用を合わせた取引総額)が12兆7069億円となり、いずれも2009年度以降の10年間で最も高い数字となった。

1000億円を超える案件もこの10年で最高だった2017年度と並ぶ18件に達し、このうちの17件はクロスボーダー(国際間案件)だった。2018年のM&A件数830件中、こうしたクロスボーダーは185件(構成比22.3%)に達しており、日本企業が積極的に海外での地盤固めに動いた様子が浮かび上がってくる。

報告書は多くの日本企業が近年海外M&Aに取り組んでいるとしたうえで「海外M&Aは自社が培ってきた強みを生かしつつ、グローバル競争を勝ち抜くための強力なツールである」とし、日本企業の海外M&Aを後押しする姿勢を示した。

文:M&A online編集部

M&A Online編集部

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