「事業譲渡」という手法を用います。複数の事業を手がけている会社がある1事業だけ切り離したいときなどに有効です。この場合、売買の対価はA社のオーナーであるAさんではなく、A社に支払われます。事業の売り主はA社であるため、株主であるAさんのもとにはお金は入ってきません...
前回連載では、「PMIの10の活動」のうち、Day0~Day1に実施すべき5つの活動について、マイノリティー出資の場合のポイントを解説した。今回はDay1以降のPMI実行フェーズにおける3つの活動を取り上げる。
今回は「再成長(起死回生)型M&A」を取り上げます。M&Aの特徴やトランザクション実行段階、PMIでどのような困難や留意点が生じるのか整理してみたいと思います。
「三角合併」は、合併という名前がついていますが、株式交換を使った買収手法のひとつです。通常の合併では存続会社と消滅会社の2社が当事者となりますが、これに親会社が加わり3つの当事者となることから、三角合併と呼ばれています。