【中小企業・事業承継】共有不動産の分散防止に有効な財産処分信託の活用
事業承継に活用したい自己信託シリーズ第2回。今回は財産処分信託の活用について、ビジネス・ブレイン税理士事務所の畑中氏がわかりやすく解説します。
○○○○株式会社 御中
私は貴社の下記株式を下記の者に譲渡(贈与)したいので、ご承認をお願いいたします。
なお、不承認の場合は譲渡の相手方をご指定ください。
記
1 譲渡(贈与)する株式の種類及び
普通株式○○○株(株券の記号番号 ○○○○)
2 譲渡(贈与)する相手方
(住所)東京都○○○○○○
(氏名)○○ ○○
平成○年○月○日
譲渡人(住所) 東京都○○○○○○
(氏名) ○○ ○○ ㊞
以上
平成○年○月○日 午前11時00分より当会社本店において株主総会を開催した。
総会の成立
議決権のある株主総数 ○○○名 議決権のある株式総数 ○○○万株
出席株主数(委任状による者を含む)○○○名 この持株総数 ○○○万株
以上により総株主の議決権の過半数にあたる株式を有する株主の出席があり、総会は有効に成立したので、代表取締役社長○○ ○○が議長となり、開会を宣し、下記のとおり直ちに議案の審議に入った。
議 案 株式譲渡の承認について
議長は株主 ○○ ○○(住所 東京都○○○○○○)よりその所有株式のうち株式○○○株の譲渡承認請求が提出された旨を述べ、その可否を議事に諮ったところ、満場異議無くこれを承認可決した。
記
○○○○の所有する株式○○○株を、東京都○○○○○○ ○○ ○○に譲渡(贈与)する。
以上をもって本株主総会の議案を終了したので、議長は閉会の挨拶を述べ、午前11時30分に散会した。
上記の決議を明確にするため、この議事録を作り、議長および出席取締役がこれに記名押印する。
平成○年○月○日
○○○株式会社
議長 代表取締役 ○○ ○○ ㊞
出席取締役 ○○ ○○ ㊞
事業承継に活用したい自己信託シリーズ第2回。今回は財産処分信託の活用について、ビジネス・ブレイン税理士事務所の畑中氏がわかりやすく解説します。