menu
Social media

ビジネス

町工場は今 東京・墨田(上)事業所数、最盛期の3分の1 500社が廃業検討

Cover d4945288 025c 4e00 b417 e2bdfab8dda7

 経営者の高齢化や若者の製造業離れなどを背景に後継者が見つからず廃業する中小企業が増えています。このまま放置すると、大切な技術が失われ国内産業の衰退を招くほか、地域の雇用や税収にも深刻な影響を与えかねません。こうした中で、経営者や自治体はどんな対策を打とうとしているのでしょうか。第一弾として町工場が集積する東京都墨田区の実態を調査しました。

 最初に訪れたのは、墨田区内にある吾妻橋。隅田川の先に日本一の電波塔、スカイツリーがそびえたつ光景は有名なフォトスポットになっています。浅草にスカイツリーと、東京で1,2を争う観光地で、一帯には連日多くの人々で溢れています。

吾妻橋から見える墨田区の風景

 スカイツリーもとても素敵ですが、墨田区の魅力はこれだけではありません。昔ながらの街並みや、日本で有数の町工場のまちでもあります。

 墨田区の産業は、金属製品、機械器具、繊維、皮革、印刷と、その業種は様々で、家族経営など9人以下の会社は区全体の9割をしめています。大消費地・東京を長い歴史の中で支えてきました。

 しかし、円高、グローバル化を始めとした産業の空洞化を受けて、その工場の事業所数は激減。最盛期の1970年に9700社ほどあったものの、現在は3000社ほどになっています。

中小企業

NEXT STORY

町工場は今 東京・墨田(下)資産譲渡、区がマッチング 廃業者と譲受希望者を仲介

町工場は今 東京・墨田(下)資産譲渡、区がマッチング 廃業者と譲受希望者を仲介

後継者不足などを背景に500社以上の中小企業が廃業を検討する東京都墨田区。大切な技術や人材を失わせないために区が力を入れているのが、工場や設備など承継資産のマッチング支援事業です。少しずつ事例が出てきている一方で、制度を普及させるための課題も見えてきました。


注目の記事

Thumb 360806d3 5891 4010 8d81 e5ebbe1c4544

【ビジョナリーHD】「視界不良」のメガネスーパーが復活した理由

経営危機のどん底からよみがえった「メガネスーパー」。2017年に持株会社制へ移行し、「ビジョナリーホールディングス」として新たな歴史を刻み始めている。投資ファンドによる再建を果たした同社は、M&Aで新分野を開拓し、次なる飛躍を果たそうとしている

Thumb ec47f788 1259 4d83 bdd8 8407d10e0e92
Thumb 5535fbd2 d91a 4fbd a0be 6bc68475be6d
Thumb fc3e0390 342b 4215 a82c 567609f5a344