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一神教と疫病とコーポレートファイナンスⅨ│間違いだらけのコーポレートガバナンス(32)

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水路が豊富なオランダでは、灌漑等のための風車が発達した(写真はイメージ)

離散ユダヤ教徒はイスラム圏を経てオランダへ

両者は共にアブラハムを始祖とする一神教であり、人々は神との契約によってガバナンス(統治)されると信じる点で共通している。ユダヤ教徒にとってそれは律法(タナハ)であり、イスラム教徒にとってはイスラム法(シャリーア)だ。

メシア信仰(神との契約を遵守した対価として、いつか救世主が現れ人々を救うという信仰)における両者の態度は微妙に異なるが、「ナザレのイエスはキリスト(救世主=メシア)ではない」という立場では一致している。一神教の構造的に両者は非常に類似しているのだ...

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