間違いだらけのコーポレートガバナンス(2)
前回のコラムで、「コーポレートガバナンス」について議論をする際には、議論の出発点を正しく設定することが重要ではないかと述べた。つまり、「会社は株主のものである」という会社法上の大前提に立った上で、それが、社会の経済便益を最適化、最大化し得る仕組みなのか、平たく言うと、「よりよいヨノナカの実現に役に立つのか」を議論しないと意味がないということだ...
コーポレートガバナンスに関する議論が盛んだ。しかし、結局のところ「すべての利害関係者にとって有益な企業となるよう、うまいことやりましょう。」という、差し障りのない結論しか聞こえない。 では、正しい議論をするための課題設定はどう設定すべきか。